略歴

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中国語は世界で最も使用人口が多い言語です。中国語の学習は今や世界的な流行となっており、中国語教師の需要も日増しに高まっています。国立台湾大学中国語教授法修士課程は、本学文学院言語学研究所、中国文学学科、外国語文学学科の共同計画によりスタートし、教育部の認可を受けて2011年8月1日に正式に発足しました。この課程のカリキュラムやスタッフは、課程の専任講師が中国語教育の専門科目を開講するほか、本学文学院の言語学研究所、中国文学学科、外国語文学学科の3部門が共同で関連科目の開講を支援しています。スタッフはいずれも学識経験豊富でそれぞれの専門領域に優れた学者であり、バラエティ豊かなカリキュラムは国際的な傾向に沿うものです。理論と実用をともに重視し、本学の自由な校風のもとで、中国語教育の実践や学術研究に関する優秀な人材の育成に取り組んでいます。

この課程では、学術研究と教育の実践を重視し、2011年度より、毎年修士課程の学生を9名受け入れています。カリキュラムでは、中国語教育や中国語言語学、華人社会と文化を中心に論じ、中国語教育の実践や学術研究における優れた人材の育成を主な目標としています。今後は中国語教育の人材育成、教材や教授法の開発、中国語言語学および華人社会と文化の研究に取り組んでいく予定です。未来を担う学生たちは、卒業後に国内外を問わず教育に当たり、誰もが中国語教育の研究という使命と責任感を発揮しながら、世界各地で中国語教育の実践や学術研究に従事し、現地に根ざして大きな発展を遂げることが期待されます。


この課程では、
(1)学生の中国語に対する言語分析能力および教育能力を確立し、理論と実務を兼ね備えた中国語教育人材を育成すること。
(2)第二言語としての中国語に関する教材および教授法を検討し、独創的な中国語教材や教授法を開発すること。
(3)中国語教育の知識や言語スキルを強化しつつ、言語と認知を結びつけ、知識と技能をともに重視すること。
(4)中国語教育能力の専門性を高め、国際感覚を養いながら、世界と足並みをそろえることに重点が置かれています。